11月30日(月) 2時から
メゾ・ソプラノの村井優美さんと ソプラノの松永京子さん、
ピアノの寺嶋千紘さんによるコンサートを 開催しました。
二重唱やソロを交えた、それはそれは楽しいコンサートでした。
第1部は、主に二重唱で、木下牧子作曲の日本歌曲や
ふるさとの四季メドレーなどを演奏。
松永京子さんのソロで歌われた、
“きつねがだまされた話”は、
表情たっぷりに歌われ、まるで絵本をみているようでした。
第2部は、村井優美さんのソロの演奏があり、
皆さんよくご存じの「ハバネラ」(オペラ「カルメン」より)は、
圧巻でした。
プーランクでは、メゾ・ソプラノ歌手による歌唱は初めてです。
村井さんの豊かな声が店内に響きわたりました。
寺嶋千紘さんは、
プーランク作曲の即興曲 「エディット・ピアフに捧ぐ」を
演奏されました。
松永京子さんは、同じくプーランク作曲の 「愛の小径」を
演奏され、店名であるプーランクの曲を2曲演奏。
皆さんで一緒に歌うコーナーもありました。
最後はお芝居も交えて歌われた、ロッシーニ作曲「猫の二重唱」。
歌詞はなく、猫の鳴き声のみの楽曲です。
村井さんが親猫、松永さんが子猫に扮して
おなかはすいたが、財布は空っぽ、カフェ・プーランクに迷い込み
メニューが目に入って、チーズケーキにありつくーというストーリー。
お客さんは、二人のお芝居に引き込まれ、やんやの喝采でした!
3人の演奏家が繰り広げてくださった密度の濃い演奏に
時間があっという間に経ちました。
村井優美さん、松永京子さん、寺嶋千紘さん、
ありがとうございました!!