マスターの音楽講座~生きる糧としてのクラシック入門~第3回

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1月18日(月) マスターの音楽講座の3回目を開きました。

この日は、「ショパンを聴こう!」というタイトルでバラードの1番をメインに

ショパンの様式(要するに作風)についての話をしました。

ショパンほど、作風がはっきりわかる作曲家もいない ということで、余興(?)にかけた「もしショパンがイエスタディ(ビートルズ)を作曲していたらこんな風になっていたのでは?」という趣向で演奏されたレコードが大受け!

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これは、1970年代に、グロリューというピアニストが

録音したレコード。

他にもバッハ風「ヘイジュード」 モーツァルト風「オブラディ・オブラダ」等

抱腹絶倒の演奏が入っています。

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さて、バラード第1番を取り上げたのは、

フィギュアスケートの羽生結弦選手がショートプログラムの曲として

この曲を使っていたので、皆さんの耳にも馴染みがあるかなと思ったからです。

ただ、スケートで使われたのは3分。曲全体の3分の1弱です

魅力的な第2テーマが全くカットされているので、

CDで2人のピアニストの演奏を聴き比べてもらったりと、

そのあたりもしっかりと聴いていただきました。

この日も、28人の参加があり、すごい集中力で演奏や話を聞いていただきましたので、こちらとしても本当にやりがいのある

楽しい時間になりました。

 

2016年2月6日