2月13日(月)午後2時より ロシア、イギリスなど海外でも活躍中のピアニスト津村和泉さんのピアノ演奏を聴く会が催されました。
前半は、バッハ ベートーヴェンから始まり 後半はリスト ラフマニノフという時代を追っていく形のよく考えられたプログラム。
津村さんの人柄がよくわかる興味深いトークも交えて、楽しくも感動的なコンサートになりました。
トークが終わってピアノに向かわれたとたん、津村さんはまるで別人のようになられ強い集中力と同時に「本当にピアノを愛している。」というのが誰にでも伝わってくる演奏姿で聴く人を魅了。 そして、また普通の人に戻って気軽なトーク…
予定のプログラムが終わった時、小さなお子さんに向けて「知らない曲をよく行儀よく聞いてくれていましたね。この曲は知っているんじゃないかな?」と言ってさりげなく弾き始めた「エリーゼのために」。 実にスマートで心温まるアンコールへの入り方でした。 普段巷で聴く エリーゼとは一味もふた味も違う演奏に、子供だけでなく大人も大満足。そして締めはお得意のリスト「ラ・カンパネラ」
非常な難曲を実に楽しげに弾ききられてこの素晴らしいコンサートの幕を閉じました。
休憩を挟んで正味2時間 クラシックの演奏会で2時間がこんなに短く感じられたのはめったにあることではありません。
是非、2回 3回と引き続きカフェ・プーランクで演奏を行って頂けることを心から希望いたします。
素晴らしい演奏、本当にありがとうございました。