コロナ感染が収まってきたはいえ、
この時期に多くのお客様が来場を希望されたため、
1日2回公演をすることになったのは本当に有難いことだと思います。
近年クラシックのコンサートも
少しずつジャンルの壁を取り払った形で実施されることが多いようですが、
このKTSのクリスマス・コンサートもまさにそれ!
ジャンルにこだわらず、「音楽を楽しんでいただく」ということを
第一に考えた内容となっていました。
ショパンの「舟歌」のように、誰でも知ってい曲とは言えないけれど
芸術性が高くしかも、比較的聴きやすい作品から、
オペラのアリア「誰も寝てはならぬ」、
ピアノ弾き語りによる「ザ・クリスマス・ソング」、
ディズニーナンバーの・デュエット、
2台のピアノによる”くるみ割り人形”から「花のワルツ」
ピアノ連弾で「「ハンガリー舞曲」等々、
実に様々な楽曲が変化にとんだ形態で演奏されました。
また、映画の名曲で6分間のフランス語によるデュエットは、
出演者3人の気迫が感じられる熱演でした。
理屈抜きに楽しめるちょっぴり早いクリスマス・コンサート、
お客様も大変満足して帰途につかれた様子でした。
なお、出演は ピアノ 河内仁志 テノール 谷口文敏 ピアノ/ヴォーカル 佐々木よしみ 。
頭文字をとってKTSでした。