4月の第3月曜(18日)、恒例のマスターの音楽講座。
今回は、音楽史上、最も有名作曲家ベートーヴェンを取り上げました。
前半のメインの曲は、ピアノソナタ第23番「熱情」の第3楽章。
レコードで往年の巨匠、スヴャストラフ・リヒテル、
そしてビデオで現代の名ピアニスト、マレイ・ペライアの演奏を聴いて頂きました。
その間、ベートーヴェンの歴史的意義や晩年の甥をめぐっての
彼の醜い面についてのお話、
またハイドン、モーツァルトのピアノソナタとの聴き比べ等をしました。
後半は、晩年の傑作「第九」の第3楽章 アダージョの第1主題が
変奏されていく姿に焦点をあてて、
あの息の長い旋律がいかに美しいかを感じていただくようにしました。
そして最後は、カラヤン・ベルリンフィルのビデオで第3楽章を鑑賞。
さて、この日、休憩時間に提供した珈琲は、
名づけて「ベートーヴェン・ブレンド」
コロンビア グアテマラ マンデリンをブレンドして
ベートーヴェンのイメージの味を出したつもりですが…
果たして飲んだ方々はどう感じられたでしょうか?