3月26日(月) 午後2時から若手ピアニスト宮原雄大さんの
ピアノリサイタルを 開催しました。
前半は、バッハ(ジロティ編曲)のプレリュードロ短調に始まり、
シューマン (リスト編曲)の「献呈」、そしてベートーヴェンのソナタ「熱情」、
後半は、演奏者の一番好きな作曲家ラフマニノフから2曲
前奏曲「鐘」 コチシュ編曲の「ヴォーカリーズ」、
メトネルの「祝祭の舞曲」 締めはリストの愛の夢第3番とバラード第2番という
非常に気の利いたプログラミングでした。
演奏も繊細さとダイナミックな表現を兼ね備えた大変聴き応えのあるもので、
特に後半では、大好きな作曲家だというラフマニノフ作品を始め、
宮原さんの作品への愛情、思い入れがひしひしと伝わって来て
素晴らしい空気感が会場を包み込んでいたよう思います。
終演後は、「また是非、近いうちに演奏を聴きたい。」という声が
聴きに来られた方のあちこちから挙がっていました。