11月17日(土)19時から
爽やかな若い2人、金田麻友子(ピアノ)中川裕貴(フルート)による
デュオ・コンサートが催されました。
「ドビュッシー没後100年に寄せて」というタイトル通り、
ドビュッシーのフルートを主とした作品を中心に
フォーレ、ラヴェルの小品も織り込んでの
非常にコンセプトのしっかりとした演奏会でした。
前半は、フォーレやラヴェルのパヴァーヌ(ラヴェルは亡き王女のための…)など比較的よく知られた短い作品中心に。
後半は、すべてドビュッシーの作品で無伴奏フルートのための
シランクスや演奏時間が25分近くかかるビリティスの歌など、
体力的にもきつい作品が続きましたが、大変印象的な好演奏で
聴く人に強い印象を与えていました。
お二人とも地元の方ではなく、
しかも決して誰にでも親しめるという
プログラムではなかったにも関わらず、
当日はほぼ満席になり感謝しております。