11月23日(祝金) 19時開演
ヴァオイリン 青木優佳さん ピアノ 中野大輔さん二人による
デュオ・コンサート
ヴァイオリンソナタの中でもひときわ人気の高い、フランク、そしてブラームス(1番「雨の歌」)から、
その中でも最も親しみやすく聴きごたえのある楽章を取り出しての演奏は、
本格的なクラシック作品を
あまり馴染みのない方にも親しんで頂けるという点でも
とても良い企画でした。
その他、シューマン クライスラーの小品
ピアノソロによるショパンの前奏曲「雨だれ」など
退屈とは全く無縁のステージで聴く人は満足の様子。
青木さんのヴァイオリンは、パワフルで情熱的、1音で聴く人を自分の世界に引き込んでしまう圧倒的な力があります。
中野さんのピアノ 唯一のソロ曲「雨だれ」は、
優れた音楽性が十分に発揮された名演、
他の曲は「伴奏」とはいうのものの、
ある意味ソロ以上に大変な曲が多い中、
終始安定した演奏で青木さんとの見事なアンサンブルを聴かせてくれました。
当日、青木さんは体調を崩していてコンディションは最悪だったにもかかわらず、あの演奏、全く恐れ入りましたとした言いようがありません。