KTSとは、3人の演奏者の名字の頭文字からのネーミング。
Kは 河内仁志さん(ピアノ)、T は谷口文敏さん(テノール)、
S は佐々木よしみさん(ピアノ&ヴォーカル)です。
ソロ、デュエット、ピアノ連弾、2台のピアノ演奏と変化に富んだ演奏形態で
3人の特色を存分に生かしたコンサートでした。
今回のプログラムで特に特徴的だったのは、
店の名前でもあるプーランクのピアノ曲 「ナザレの夜会」という、
聴く機会が多いとは言えない曲が演奏されたことでしょう。
これはピアニストの河内さんの希望で、
私(マスター)も大変うれしく思いました。
こういった少しマニアックな曲からクラシックの名曲、ジャズヴォーカル、
そしてよく知られたポップスに至るまで実に多彩なプログラムが展開され、
聴く人は、終始ステージに釘付け状態となっていたようです。
今まで4人でのコンサートでしたが、
新生「トリオ・KTS」となり、
大きな喝采を浴びていました。