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金丸信良 色鉛筆画によるリハビリ絵画展

2022年10月4日~9日、「色鉛筆画によるリハビリ絵画展」を

カフェ・プーランクで営業中に開催致しました。

2016年、脳出血で倒れ右半身がマヒしてしまった金丸さんは、

1年半前からリハビリの一環として色鉛筆絵画を始められました。

金丸さんはこの2年来、カフェ・プーランクの常連さんですが、

その色鉛筆画のあまりの見事さに周りのお客様や私(マスター)が

「是非、店で展示をしてみたら」と強くお勧めして実現した企画です。

展示期間中は、金丸さんの元職場の同僚の方を始め、

連日多くのお客様がお見えになり、店はてんてこ舞い(笑) 

金丸さんの人望の厚さが伺われました。

中には絵を譲って欲しいといわれる方も少なからずいて、

そのような方にはコピーをお渡しすることに。


そして最終日には、金丸さんのフルート演奏!

フルートの師である平田茉莉子先生も駆けつけられ

二人のデュエットも披露。

マヒしていた体もここまで回復しましたという、心に染みる演奏でした。

振り返ってみると、本当に有意義な1週間となりました。

2022年10月20日

サマーフェスタ

8月15日にサマーフェスタを開催!

出演は、シロフォン(木琴)・パーカッションは吉田周平さん、

カホン・スルドなどの民族楽器は中山拓人さん、

ピアノ弾き語りは佐々木よしみという、

打楽器奏者2名とピアノ&ヴォーカルという編成です。

子供さんにも多く来て貰おうということで,

敢えて皆さんがお休みであろう8月15日に設定しました。

とはいうもののこの日はお盆の最中、

当初集客が心配されましたが、

間近になって次々と予約が入り,

当日は2回公演のいずれもほぼ満席の状態。

多くの打楽器をよく見て貰おうと工夫された楽器の配置は、

会場に入った途端にわくわくさせられるような雰囲気を醸し出し

演奏への期待を否が応でも高めるものでした。

プログラムはラテン・ナンバーからディズニーのテーマ曲、

盆踊りの定番「炭坑節」「八木節」…とまったく聴き手を飽きさせず、

迫力満点のノリは勿論、ユーモラスな面やしっとりとしたヴォーカル曲での

繊細な味付けなど打楽器の色々な面を堪能、

また奏者の被り物の演出などもあって、

見た目にも大変楽しいコンサートでした。

コンサート終了後、

色々な打楽器にさわらせてもらったり

説明をして貰ったりする子供さんの姿も

とても印象的でした。

2022年8月22日

真夏の神戸楽友協会コンサート

真夏の神戸楽友協会コンサート in カフェ・プーランク

7月29日(金)15時30分~カフェのスペースで聴く弦楽五重奏という

大変贅沢な企画ということもあって、

予約で瞬く間に席が埋まってしまったこのコンサート。
普段、めったに身近に聴くことはない弦楽器の響きは、

やはり素晴らしいものです。

チャイコフスキー弦楽セレナード等、耳慣れたクラシックから映画音楽…

と続く非常に親しみやすいプログラムということも相まって、

聴き手はすっかり弦楽アンサンブルの世界に

魅了されました。

特にゆったりとした曲想の部分での弦楽器の美しい響きは、

何物にも代えがたいもの。

是非またこのような機会があれば…!と思いました。

メンバーはヴァイオリン 三嶋七沙さん、清家千捺さん、 

ヴィオラ 白石雅也さん、 チェロ 森左介さん、

コントラバス 山本萌美さん以上5名、

そしてMCは神戸楽友協会理事長の大西陽子さんでした。

2022年8月18日

初夏のティータイムコンサート 二胡とピアノ

6月10日 金曜日の午後、 二胡とピアノという取り合わせで心癒されるコンサートが催されました。

二胡はUさん、ピアノは井谷和恵さんです。

二人のデュオでは「めぐり逢い」「ひまわり」など

皆さんよく御存じの名をを中心に演奏。

やはり二胡のむせび泣くような音色が

独特の雰囲気を醸し出して、

聴いている方の心をグッと掴んでいるようでした。

その後は、ピアノ、二胡、それぞれソロの演奏を披露、

ピアノの井谷さんは、モーツァルトの「キラキラ星変奏曲」と

何と難曲リストの「ラ・カンパネラ」で

聴き手をピアノの華麗な世界に導き、

二胡のUさんはこの楽器の伝統的なオリジナル曲を数曲披露、

オリジナル曲の良さを分かって貰いたいという気持ちが

強く伝わってくる素晴らしい演奏でした。

最後は、再び二人のデュオで「翼を下さい」を演奏、

歌詞を手にした会場の方々も一緒に歌って、

優雅で楽しい金曜日の午後のひと時の閉幕となりました。

2022年6月29日

のぶさんの歌の広場 Part3

3月25日は、のぶさんこと、野澤久信さんの昭和歌謡のコンサートを

開催しました。

野澤さんは、歌を心から愛する人です。

歌声にその気持ちが強く滲み出て聴く人の心を揺さぶります。

今回も佐々木よしみさんのピアノで

冒頭に”我が町猪名川”を歌われた後、”別れの一本杉”、

”赤いランプの終列車”等、全17曲を熱唱されました。

司会とカホンでマルケス齋藤さんも参加されました。

野澤さんは何年も前から、

プーランク音楽会で歌を披露されてきましたが、

年々歌に味わいが増し、

美しい高音域にも磨きがかかってきたように思います。

早くも次回の構想を持っておられるようで、

その意欲に脱帽するとともに大変楽しみでもあります。


2022年4月3日

Inagawa Smile Stars

3月19日(土)Inagawa Smile Starsの皆さんによる

 「合奏曲無理やりお披露目演奏会」を開催しました。

Inagawa Smile Starsはフルートの山下菜穂子さん、

クラリネットの丸山正明さん、オーボエの依藤弘志さん、、

チェロの森裕子さん、ピアノの橘公子さんの5名のメンバーからなる

ユニークなアンサンブルです。

これまでは、施設での慰問演奏等で演奏されてきましたが、

自らの発表会というかたちでお客様を入れての演奏は

初めてということでした。

親しみやすい曲を中心に、各楽器のソロが適度に散りばめられた

非常に工夫されたアレンジの演奏、そして各楽器の紹介もあり、

ほぼ満席状態のお客様は大満足でした。

今後もこのアンサンブルが末永く活動されますように!

2022年4月3日

1月の歌声喫茶は!

1月10日(祝月)に開催した歌声喫茶は、以前にレギュラー出演して頂いた、

ドラマーのにしもとたかしさんが、4年ぶりに入ってくださいました!

にしもとさんのドラムが聴けるとあって、前から来てくださっている

お客様は大喜びでした!

封印していた一八番の曲もこの日は解禁。

万雷の拍手が巻き起こっていました。

また、佐々木よしみの「我が町猪名川」のCDでは、

にしもとさんが、ドラムを演奏されているため、

せっかくの機会だからこの曲を二人で演奏してほしいという

リクエストを頂き、「我が町猪名川」も演奏しました。

お客様と一緒に記念写真も撮りました。

2022年1月13日

TORITRIOのクリスマスコンサート

ピアノ、フルート、チェロという,

大変ユニークなトリオ「TORITORIO」によるクリスマス・コンサート。

本来このような編成で演奏する楽譜は非常に少ないので,

自分たちでアレンジされたと思われますが、

非常によく工夫された聴きごたえのある仕上がりになっていました。

やはり、カフェという狭い空間で聴く生の音は説得力がありますね。

前半は世界の名曲、後半はクリスマスにちなんだ楽曲…という

楽しいプログラムに

お客様は師走の午後のひと時を十分に楽しまれたようでした。

2022年1月12日

KTSのクリスマスコンサート

コロナ感染が収まってきたはいえ、

この時期に多くのお客様が来場を希望されたため、

1日2回公演をすることになったのは本当に有難いことだと思います。

近年クラシックのコンサートも

少しずつジャンルの壁を取り払った形で実施されることが多いようですが、

このKTSのクリスマス・コンサートもまさにそれ!

ジャンルにこだわらず、「音楽を楽しんでいただく」ということを

第一に考えた内容となっていました。

ショパンの「舟歌」のように、誰でも知ってい曲とは言えないけれど

芸術性が高くしかも、比較的聴きやすい作品から、

オペラのアリア「誰も寝てはならぬ」、

ピアノ弾き語りによる「ザ・クリスマス・ソング」、

ディズニーナンバーの・デュエット、

2台のピアノによる”くるみ割り人形”から「花のワルツ」

ピアノ連弾で「「ハンガリー舞曲」等々、

実に様々な楽曲が変化にとんだ形態で演奏されました。

また、映画の名曲で6分間のフランス語によるデュエットは、

出演者3人の気迫が感じられる熱演でした。

理屈抜きに楽しめるちょっぴり早いクリスマス・コンサート、

お客様も大変満足して帰途につかれた様子でした。

なお、出演は ピアノ 河内仁志 テノール 谷口文敏 ピアノ/ヴォーカル 佐々木よしみ 。

頭文字をとってKTSでした。

2022年1月6日

ポルトガルギターとお話

11月13日(土)18時より

月本一史さん(ポルトガルギター)長野武さん(ヴィオラ)による

大変興味深いコンサートが催されました。

月本さんは日本に何人もいないプロのポルトガルギター奏者です。

魅力的な独特の音色と興味深いトークで、

演奏されたのは知られていないポルトガルの作品ばかりでしたが、

独特の音色と興味深いお話しで

聴き手の皆さんをがっちりと惹きつけていました。

長野さんのギター(ポルトガルではヴィオラというそうです。)による伴奏も

素晴らしく、PAを使用しないにもかかわらず

その豊かな響きに多くの方が驚いていました。

短い時間ではありましたが、とても充実したコンサートでした。

2021年12月2日