10月15日(土)の夜は、サクソフォーンによるアンサンブル。
地元猪名川町にゆかりのある4人のサクソフォーン奏者たちがタッグを組んで、
実に楽しい演奏が繰り広げられました。
サクソフォーン四重奏 というと「弦楽四重奏」を連想してちょっと硬い感じがするかもしれませんが、この日、演奏されたのは、その堅いイメージを振り払うお馴染みの曲の数々。それこそ、ビロードのようなクラシックサックスの音色によるモーツァルトから咽び泣くようなコテコテド演歌まで実に多彩な音色、表情、そして選曲で聴く人を全く飽きさせません。
4種類のサクソフォーンの中でもアルトとテナーは、比較的よく知られていますが、
ソプラノやバリトンの音色を身近で聴く機会はそう多くないかもしれません。
4種類のサックスが織りなす多彩な音色、表情は、ソロ演奏では到底味わうことの出来ないものなので今回の演奏会は、サクソフォーンという楽器の可能性を知っていただくためにも大変有意義なものだったのではないでしょうか。
さて、この日の音楽家達は…
野島玲奈 (ソプラノ) 古川真也 (アルト)
濱地恵梨子(テナー) 村上綾(バリトン)
以上の4名でした。