『フランシス・プーランク(1899〜1963)』 |
フランスの作曲家。 生粋のパリっ子です。作曲仲間うちでは、わんぱく坊主的存在、いたずら好きでとてもお茶目な人だったようです。 さて、彼の作品の多くは、パリが最も魅力的だった1920〜30年代に書かれています。 プーランクが青春時代を過ごしだ時代のパリ! この時代のパリは、いかなる時代のいかなる都市よりもワクワクした気分に満ち溢れていたのではないでしょうか。 ヘミングウェイは、1920年代に過ごしたパリでの生活を振り返ってこう述べています。 「もし、幸運にも、若い頃、パリで暮らすことができたなら、その後の人生をどこで過ごそうとも、パリはついてくる。パリは a movable feast (移動祝祭日) だから。」 さて、プーランク。名前の響きからしてそうですが、プーランクの音楽は、実に軽妙洒脱。 しかし、それでいて、ふっとメランコリーが顔を出すことがあり、それがいっそう彼の音楽を魅力あるものにしているのです。 そんな、プーランクの音楽が似合う、そして彼が青春時代を過ごした時代のパリにあやかって、ワクワクしたオーラをもった店にしたい というのが店名の由来なのです。 ※ エントランス横においてあるチェストは、1920年代にフランスで作られたものです。 |